11月9日に放送された「Mr.サンデー」で、解説者の佐野稔氏が、フィギュアスケートGPシリーズで負傷の羽生結弦が強行出場したことについて、肯定的な見解を示した。
番組では8日のフィギュアスケートGPシリーズ中国大会、男子フリー演技前の公式練習で、羽生結弦が中国のエン・カンと激突し、流血したことを伝えた。激突後、羽生は出場が危ぶまれる状況だったが、強行出場し2位となる。
9日に羽生は中国から緊急帰国し、番組でも空港で車いすにマスク姿の羽生を映像で伝えた。
出演者
司会:宮根誠司
アシスタント:椿原慶子
コメンテーター:木村太郎
解説:佐野稔
番組書き起こし
宮根:会場もそうなんですけど、放送されている佐野さんたちもパニック状態でしたね?
佐野:もう、生放送だったですよ。そのまんま流れていましたし、まさかそこでああいうことが起こるって…僕もはじめて見ましたし、本当にびっくりしましたね。
(中略)
宮根:この出場に賛否の声は当然上がりました。
椿原:元プロ陸上選手の為末さんは「選手は命を懸けるくらいの覚悟でやってしまいますから大会側は安全を確保する必要がある」、さらに松岡修造さんも中継中に「これは滑るべきじゃない、ハッキリ言って」という風に仰っていました。
宮根:佐野さんはどういう風にお考えですか?
佐野:私がもし現場にいたらなんですけど、近くで羽生くんの目を見て、本人と話をして、私がどういう判断をするか…たぶんまずは様子を見つつ、本人がちゃんとできるのかできないのかという確認だと思うんです。まあオーサー先生もそんなことを言っていましたけども、もし、これはダメだと思ったら後ろから抱えると思います。絶対に動かさないぞ、という感じですよね。
宮根:木村さんはどうお考えですか?
木村:私はよくわからないんですけどね、アメリカンフットボールの人に聞いたんですよ。アメリカンフットボールやラグビーだったら、間違いなくこれは救急車で病院へ運ぶだろうと言ってました。
椿原:羽生選手、今月末のNHK杯の出場に意欲を見せているということです。年末には全日本フィギュアもありますから…。
宮根:まずは体を万全に戻してもらいたいと思います。
賛否両論を呼んだ羽生の強行出場ですが、佐野氏はオーサーコーチの判断を擁護している、あるいはオーサーコーチの責任問題になることを懸念しているようにも見えました。