大阪の小学6年生女児を栃木県の自宅に誘拐したとして35歳の男・伊藤仁士容疑者が逮捕された事件で、男が女児を誘拐した手口が明らかになってきています。
女児はSNSで成年男性とも多数交流があったと見られ、とりわけスマホゲーム「荒野行動」にハマっていたこともわかっています。
この記事では、男が小6女児を誘拐した手口と、女児の素性や噂についてまとめてみました。
赤坂彩葉さんはどんな女の子だったのか?
名前:赤坂彩葉(あかさかいろは)
年齢:12歳・小学校6年生(2019年11月25日時点)
身長:150cm
体型:痩せ型
髪型:ショートカット
赤坂彩葉さんは小学校は不登校という噂
ワイドショーなどでは、近所の人の話として、赤坂彩葉さんがあまり学校へ行っていなかったことが語られており、不登校気味であったことは間違いないでしょう。
いじめや人間関係というよりも、学校の勉強についていけなかったのと、スマホ依存で「荒野行動」などのゲームにハマっていたのが実情のようです。
ちなみにTwitterなどでは、赤坂さんは大阪市立苅田南小学校に通っていたと噂になっています。
女児は夏ごろから不登校気味だったという。
行方不明になる前日、前髪を切りすぎ、気にしていたという。
友人にも、前髪のことをからかわれていたという
小6女児はSNSで多数の成年男性と交流があった
赤坂彩葉さんは小学生にしてスマートフォンを買い与えられていたので、SNSにもハマっていました。
赤坂さんのTwitterアカウントはこちらと言われています。
https://twitter.com/Tomato_dasuka
現在、確認できるものだと、2019年の8月26日に初ツイートしています。
ツイートからは約2年前の10歳の頃から荒野行動にハマっていたことが確認できます。
また、「年上の恋人もいいよね?」というドキッとするような質問に対して、「いいんじゃない」と平然と回答しています。
その他のツイートから、「荒野行動」を通じて知り合った不特定の年上の男性とTwitterでも交流があった様子が伺えます。
伊藤仁士容疑者が赤坂さんを誘い出したのはSNSのメッセージ機能を通じてと報道もされています。
伊藤仁士(ひとし)容疑者(35)がSNSのメッセージ機能で「(別の女の子の)しゃべり相手になってほしい」などと女児に送って誘い出していたことが、大阪府警への取材で分かった
伊藤容疑者は11月10日ごろ、SNSで女児に「半年ぐらい前に来た女の子がいる。しゃべり相手になってほしい。うちに来ない」などと送信。同月17日、住吉区内の公園に誘い出し、女児を自宅まで連れ去ったとみられる
この事件で、女の子が保護されたあと、警察に「ツイッターで男に学校生活や人間関係の悩みを相談していた」などと話していたことが分かりました
最初にやり取りが始まったのは今月10日ごろで、ツイッターの「ダイレクトメッセージ」と呼ばれる利用者どうしが非公開で会話できる機能を使っていたということです。
つまり、荒野行動を通じて女児と容疑者が知り合い、TwitterのDMを通じて誘い出したというわけです。
ゲームを通じて仲良くなったら、まったく警戒もなしに中年男性とリアルで会ってしまい、しかも大阪から栃木まで電車で移動するなどという大胆な行動に出てしまうのはスマホ依存の若者の闇だと言っていいでしょう。
小6女児は荒野行動にハマっていた
赤坂さんは2年前、10歳頃から荒野行動にハマっていると自身のツイートでも明かしています。
Twitterでも荒野行動関係のツイートをさかんにRTしていました。
また、同じクラン(グループのようなもの)のメンバーが、赤坂さん行方不明のニュースをRTし、「同じクランのメンバーです」「拡散お願いします」などとツイートしていた記録も残っています。
つまり、「荒野行動」を相当やり込んでおり、ゲーム内に仲間が相当数いたことになります。
荒野行動が未成年との出会いの場になった可能性
「荒野行動」は未成年と大人の出会いの場になっている懸念があります。
2019年1月にも、22歳の女・長尾里佳被告が小学校6年生・12歳の男児と「荒野行動」を通じて知り合い、恋愛関係になってしまい逮捕された事件がありました。
この逮捕された女は事件となった小学生の他にも多数の未成年と関係を持っていたとする報道もありました。
昨年、スマホのサバイバルゲーム『荒野行動』で知り合った2人ですが、まず被告が男児の住む福岡を訪ねて、すぐホテルに行ったのです。昨年末から今年の正月にかけては、今度は被告が旅費を出して、男児を高松に呼んだ。そして、わずか2週間後の1月下旬にも同じようにして呼び寄せ、犯行が発覚したわけです。男児には“大人になったら結婚するから”などと言っていたようです
被告の同級生は「狙ったのは12歳の男児だけではないはず」と話す。
「事件の少し前は荒野行動で知り合った中学生とも付き合っていたようです」と、この同級生
パパ活か?近所の公園にいるオジサンを「パパ」と呼び仲良くしていた
赤坂彩葉さんは、「荒野行動」やSNSだけでなく、リアルでも「パパ」と呼ぶ男性がいたとも報道されています。
いま流行のパパ活のようなものではなく、近所の公園にいるオジサンをパパと呼んでいただけのようですが、少しドキッとしてしまいますね。
赤坂さんは母・姉・兄との4人暮らし、母子家庭と言われています。つまり「パパ」と呼べるような存在が欲しかったのでは?という可能性も大いにあるでしょう。
そういった家庭環境と学校へ行きたくない気持ち、遊びたい気持ちなどが重なり、軽い家出のような気分で男に付いていき、誘拐されてしまった…というのが真相です。
逆に言うと、スマホ世代の現代の未成年は、ゲームやSNSを通じて知り合った大人の異性に簡単に付いていってしまうということでもあります。